釣りバカ日誌 命がけ編
さてと、今日は 昨年の春に、命にかかわる体験をしたので、書いてみようかな
なっなっなんと船が沈没したのだ~
僕と、僕の会社の社長と、 友人二人AとBで 愛知県は知多半島の
野間海岸に釣りに行きました。
朝10時から 二人乗りの手漕ぎの船を 2艘借りて沖へ出ていき
僕は社長と乗り、AとBが一緒に乗ってGO 「よっしゃー大漁じゃー」気合い入っていました。
社長はもっぱら釣り好きで、海や川や一人でも行っちゃう人、しかし!そんな釣り好きな社長は
超ーっチョー カ・ナ・ズ・チ~~
午前中はポツリポツリとチヌ(黒鯛の子供)やサンバソウ(石鯛の子供)が釣れて昼に腹ごしらえの為に岸に帰り休憩
ここの海岸は岸から50m位から沖へ50m 横に50m位が のりの養殖場で、竹が水面から50cmくらい出てて、その竹が2m間隔位にずらーっと並んでいるのです。
午後からの釣りも朝と同じく養殖場の外を廻って岸から150mくらいの沖に出ました。
午後からは少し風が吹いてきたけど釣果も上がってきたので、全く気にせず続行
3時頃かな~風と共に穏やかな海に少しうねりが・・・
「夕方近くなると もっと釣れ出すぞ」と社長の一言
「そうですかぁ~? でも荒れてきましたよ」 と僕の一言
と言いながらも竿をたたまない二人、すぐに戻れる距離 岸から100m位に 船を戻て
また続行、丁度そんな時 AからLINEで沢山釣れたから 先に岸へ戻ったとの連絡が入り、わが船もそこそこ釣れたので帰り支度をする事に、 ここからです恐怖は
見る見るうちにうねりは高くなり 風はどんどん強くなり
懸命に岸の方向にオールを漕いでも風で横に流されて行くばかり
そして船は少しずつ ノリ養殖場に近づいていくのです。
それでも一生懸命 こいでこいで少しずつですが岸にも近づいていました。
船はうねりげ上下に揺れています・・・・すると足元に置いてあったクーラーボックスだけが何故かしら持ち上がりました。
あれっ?なんで?・・・・・・そうです養殖場の竹が船が持ち上がって落ちる時に船底に刺さったのです
社長がわめき始めました「死ぬーー誰か助けてーー」海水はどんどん船の中に入り込んできます。
これはまずい・・カナズチかかえてるし・・・何とか助かる道は???
ひらめきました。 クーラーボックスの中身を全部捨てて、沈んだらそれにつかまるようにと社長に言いました。
僕は泳げるので何とかなると思い 船に海水が半分くらい入ってきたところで 沈没~
そして社長と僕が助かった訳はこれです。
船底に穴をあけた竹です そう僕と社長は2m間隔に刺してある竹につかまりながら岸の近くまで泳いでこれました。
異変に気付いていたAとBが レンタルボートの係員に頼んで その係員が地元の人の
エンジン付きの船で助けに来てくれました~~~~やれやれ散々な釣りになりました 残ったのは命とクーラーボックス
事故あり怪我なし まぁいっか 帰りはコンビニで パンツとシャツを買ってカッパを着て帰りました~~ チャンチャン